株式会社セガトイズ

誰もが好きになるオフィス

2010年5月の本社移転では従業員も来訪者も、より密接な関係が築ける工夫がオフィスに施されている。エントランスの映写スペースでは来訪者の動きに合わせインタラクティブに映像が動く。

エントランス

 家の中で満点の星空を堪能できる『Home Star』や、玩具からアニメ界への拡がりをみせる『爆丸』等、新しい感動を産み出し続ける株式会社セガトイズは、「感動エンターテイメント企業」として日々躍進を続ける注目の企業で、2010年5 月恵比寿に本社を移転しました。
 その移転計画のコンセプトは「FUN からFAN へ」。わくわくするキャッチフレーズの事務所を取材してきました。

 今回の移転計画では、全部署を1フロアに集約し、従業員の方同士や来訪者とも、より密接な関係が築ける工夫が様々な箇所に施されています。

ズーズーペットで競争中
各プロジェクタ近辺に設置されたカメラや赤外線発光器で来訪者の動きをキャッチ。映像がリンクして動きます。超短焦点プロジェクタで実現しました。今回の映写環境は、わずかなズレも許されないシビアな設置となりました。

 まず、本社入り口を入って驚かされるのは床と壁に大きく広がる映写スペースです。床面170インチ、壁面150インチに大きく映写された画面が来訪者を出迎えます。
 モニタリングに来た子供たちが、エントランスから離れずに困ったこともあるそうです。玄関には、お客さまを楽しませ、セガトイズのファンになってもらうような仕組みを導入したいと計画されたそうです。そこで単に映像を流すだけでなく、来訪者の動きをキャッチし、映像がリンクして動く双方向性のシステムを導入されました。取材当日、エントランスに提示されたコンテンツは3種類でした。お花や宝石でキラキラの画面の中にいたかと思えば、来訪者も「ズーズーペット」のハムスターの一員となってかけっこ競争に参加したり、スロットマシーンを体感できたりと、楽しい時間を過ごしました。

SUN会議室
会議室の中でも、重要な会議が行われる場所です。スクリーンが2 方向に設置され、左側の可動間仕切が開閉します。セガトイズの主要商品ホームスターにちなんだ面白い部屋名が遊び心をくすぐります

 会議室・打ち合わせスペースにもディスプレイや、スクリーン・プロジェクタが設置されています。SUN会議室にはプロジェクタが2方向に設置され、会議の時には二つの異なる資料を提示し、年に数回行われる内覧会では、可動間仕切りを取りはずし、内覧会の演出の一部として映像が活用されているそうです。
 移転にあたって、「来訪者だけでなく、従業員も楽しさを感じる環境の実現」との構想があり、その思い通り、事務所内はカラフルな色であふれ、いるだけで気分が明るくなる空間が広がっています。

 「事務所内各所に、溜まり場のようなスペースを設けました。同時に、iPhoneも全従業員に配布し、コミュニケーションツールとして活用しています」とのお話も。
 企業のオフィスだけに限らず、教育機関等パブリックスペースで近年積極的に取り入れられている空間、それは「コミュニケーションが取れる場所づくり」です。便利なツールが日々生まれ、簡易的なコミュニケーションなら、いつなん時も取れる環境となりました。しかし、簡易であることは、希薄さと紙一重です。人々が顔と顔を付き合わせ、新たな接点や現象が生まれるマグネットともいえる空間がちりばめられ、分厚いコミュニケーションまでをも意識したオフィスを羨ましく思いました。

武藤 阿貴 2010年12月20日社内報掲載

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