京都華頂大学 新3号館

次の100年に向けた華やかな一歩

多目的室や教室へ幅広い運用に対応したAV設備を納入。
タッチパネルの導入でより簡易で機能的な利用を可能にしている。

京都華頂大学 新3号館
新3号館

 平成23年4月、歴史文化と自然豊かな京都の東山に四年制女子大学の京都華頂大学が誕生しました。長い歴史にわたって〝時代が求める女性を育てる女子教育〞に取り組んできた華頂学園は、前身となる華頂女学院の設立から、今年で100周年を迎えます。次の100年に向けて華やかな一歩を踏み出すプロジェクトにESCも携わることができました。今回は3号館のAV設備を紹介します。

 平成19年に華頂短期大学で着工した葵の広場新棟建設計画は、平成20年の6号館、7号館に続き今回の新3号館の竣工をもって完成となります。3号館のAV設備は、ESCが3年前に携わった6号館の機能を踏襲し、且つ新学部の運用に沿った形で設計検討が進められました。

多目的室

マルチな憩いルーム [1階 多目的室]
 3号館入ってすぐの多目的室は学生の憩いの場となる交流スペースであり、また式典やイベント等の催事も行われます。開放感のある3号館のエントランスに面して部屋の側面がガラス壁のため、部屋の一番奥正面に設置された120型ワイドスクリーンに投映される映像の様子を外から見ることができ、通行する人の興味をかきたてます。

 映像、音響共にあらゆるメディアの利用を想定し、6号館と同じサブコントロールパネル(電源、音量、スクリーン)+タッチパネルが導入され簡易かつ機能的に操作することが可能です。また、中央のパーティションで部屋を2つに分けて利用する場合にも、最初にタッチパネルで「全体」か「分割」を選択することで拡声エリアの切り替えができます。まさに、どんな運用にももってこいです。

3-202教室
操作卓

安心、安定して使える音響を
[2階 3 ‒201/202, 3階 3 ‒301/302教室]

 京都華頂大学では「現代家政学部」が設置され、人間の一生涯の社会構造の変化を学ぶ学問として、家庭家族のあり方を教育、研究の対象としています。また、各年齢期に焦点をあてた児童学コース、ライフデザインコース、人間福祉学コースの3つの履修モデルが設定されています。今後多種多彩な研究テーマの展開が想定されるため、授業では幅広いメディアに対応でき、且つシンプルに運用、提示を行える必要があります。
 多目的室同様、操作面では6号館の仕様を踏襲し、短大、大学で共通に教鞭をとる先生方にも、また新しく来られる方にも簡易に運用可能なシステムとなっています。また普段使う必要の無い機器は教室内EPSの機器ワゴンに収納され、実際に利用する卓周りは、すっきりとしています

幅広い運用を [地下1階 リズム室]
   ここは音響設備のみの導入です。ですがダンス実習などの動くことの多い授業が対象となることを考慮した上で、入念に機材選定されています。動き回ってもしも体などが機材に衝突した場合、危険な状態にならないように、ガラス扉ではなく木製扉のワゴンを導入。また、他の部屋と同じく安定した環境でマイクが使えるように赤外線ワイヤレス方式を採用し、先生が動きながらレクチャーするためのヘッドセットマイクは特注での調達です。さらに、床が全面フローリングのため音が反響しないよう、徹底したハウリング防止が施されています。リズム室は他の部屋とは運用も仕上げも違う分、お客様からは一番具体的に要望を頂いたこともあり、ささやかながらESCの日頃の技術の蓄積が活かされた場所となりました。

 京都華頂大学は「これからの社会で活躍できる女子の教育を」と、新たな一歩を踏み出されました。この精神はどこかESCにも共通する部分があるのではないかと感じます。今の時代を生きる女性たちが、ここから新たに鮮やかに羽ばたいていかれることを願ってやみません。

鈴木 舞香 2011年5月31日社内報掲載

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