日本大学 通信教育部 1号館

徹底した操作のシンプリフィケーション

新1号館各階の講堂にAV設備やサイネージを導入。
隣接する日本大学会館のメディア編集室より各講堂の講義収録を可能に。

エントランス外観
入口袖の屋外サイネージにはさまざまなキャンパス情報が表示される

 日本大学通信教育部では、自宅学習→リポート提出→試験会場にて試験実施という通信授業だけではなく、昼間・夜間・短期集中期間に直接講師の授業を受けられるスクーリング授業、またインターネットを利用したメディア授業を開講し、自分の学びの目的や生活に合わせて授業方式を組み合わせできる多種多様な学習方法で学びの場を提供しています。

 日本大学通信教育部の事務局・研究室は水道橋(三崎町)から移転し、日本大学会館(本部)に隣接する市ヶ谷駅前に日本大学通信教育部1号館(以下新1号館)が設立されました。ESCは新1号館各階の講堂にAV設備やサイネージを導入し、日本大学会館(本部)に設置したメディア編集室から各講堂の電動旋回カメラやプロジェクタの映像を管理して、配信やメディア授業等のコンテンツ制作や編集などを可能にしています。

通信授業をサポートする操作の簡略化

AV操作卓(コンピュータ実習室)
必要な操作をすべて集約したオールインワン操作卓側面の引き出しには書画カメラが収納されている

 各階の講堂には特製の操作卓を導入しており、スイッチパネルはスイッチの色や配置、文字や記号によって直感的な操作ができるように配慮されています。またコンピュータ実習室では、学生用のパソコンが収納されている机の一斉施錠・開錠もスイッチパネルで行うことができます。実際に授業で利用していただいている学務担当の古賀教授にもお話をお伺いすると「細かいシステム動作を1つとっても気が配られていて、迷わず操作を行うことができ満足しています」と、嬉しいお言葉を頂くことができました。

講堂
各教室に電動旋回カメラが設置されすべての映像を本部棟にあるメディア編集室で同時に確認できる

 さらに各講堂にTV会議システムを導入し、各講堂間での通信を双方向で行うことができます。また、プレビューモニターの横に設置されたスピーカーからはメディア編集室からのマイク音声が拡声されるので操作する方に指示などを伝えることができ、授業運営をサポートできるよう設計されています。

通信教育を支える司令塔 メディア編集室

 日本大学会館(本部)8階の一室が通信教育部のメディア編集室として生まれ変わりました。新1号館全ての講堂のカメラ映像とプロジェクタ映像を常に表示する24台のモニターは、まるでテレビ局の編集スタジオを彷彿させます。さらにその映像は1920×1080という高解像度で表示されており、新1号館から光ファイバーケーブルを敷設することによって、長距離の伝送を可能とし、離れた場所での高画質なモニタリングを実現しています。カメラ操作を含めた講義収録装置は、タッチパネルに操作を集約することにより、視覚的にもわかりやすいものになっています。

  • すべての映像はカメラのズームを駆使すると学生の教科書の文字が読めるほどの高画質映像
  • 複雑な講義収録装置の操作はタッチパネルによって簡易化

 また、コンテンツの配信管理、エントランスや各講堂に設置されたサイネージの管理も、このメディア編集室で行うことができます。

高度な通信教育のシステムだからこそ「追求したのは操作のしやすさ」

 通信教育のためのAV設備だからこそ、こだわった点は?とご担当者様にお伺いすると、「充実した通信教育のシステムには、高度なソフトとハードウェアが必要で取り扱いが複雑になりがちですが、それでも誰が使っても操作部は操作しやすく、表示画面は見やすいかを一番に考えました。1つしかないシステムだからこそ操作はシンプルに。そこに尽きますね」と、話してくださいました。多種多様な学習を提供する通信教育部だからこそ、操作のしやすさという原点を徹底しているのだと感じました。

 日本大学通信教育部では、仕事を持つ方、ご高齢の方等、卒業目的として入学されている方だけではなく、「生涯学習」として入学されている方もいます。取材していく中で、夢を叶えようとする学生の学びの熱意と、それを未来へと繋げようとする大学の熱意をより一層感じることができました。
 通信教育とAVシステムとの組み合わせによって、多くの人々が持つ夢の架け橋となっていけることを大変嬉しく思います。

永井 隆之 2015年3月30日社内報掲載

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