東京電機大学 東京千住キャンパス

次世代を創造する新キャンパス

学園創設100周年を機に、創設の地、神田から北千住へ移転。
最先端の技術を取り入れたエコキャンパスへESCはAV設備・収録配信設備・サイネージ設備を導入。

 東京電機大学は、学園創設100周年を機に、創設の地、神田から北千住への移転を決定し、次の100年へと大きな一歩を踏み出しました。スカイツリーからほど近く、様々な大学が集まり、関東近郊からの交通の利便性も高い北千住。 今回、新たなキャンパスを構えた東京電機大学のICT設備が竣工を迎えました。
 東京千住キャンパスは、国土交通省のモデル事業にも選ばれた最先端の技術を取り入れたエコキャンパスです。ESCではAV設備・収録配信設備・サイネージ設備を導入させて頂きました。

東京千住キャンパス 外観
北千住駅から徒歩1分です。1号館から4号館まで同時に運用開始しました

こだわりのエコなAVシステム

 教室内のAV設備は、デジタル信号でのシステム構成で、高解像度WUXGAプロジェクタが設置されています。マイク設備は、より混信しにくく多チャンネルに対応したデジタルワイヤレスマイクが利用されています。 持ち込んだマイクが、チューナー側にチャンネルを合わせる優れモノです。

教室
ディスプレイの角度を工夫し、補助ディスプレイの必要台数を最小限にしました

建物全体が省エネ・省CO2を前提としている中、AV設備も省エネに配慮した取り組みを行っています。システムの電源は、「映像のみ」「音響のみ」「映像・音響」の3パターンから使用方法を選択でき、起動する機器を最小限にします。 さらに、深夜には電源が切られ、スタンバイ状態の機器すら皆無にするという徹底ぶりです。

 ホールや特定の教室の講義コンテンツやカメラ映像は、予約に応じてICT設備を統合管理しているメディアセンターのサーバールームに送られます。講義収録装置やリアルタイム配信装置、画面合成機が設置されており、 東京千住キャンパス全室・埼玉鳩山・千葉ニュータウン・東京小金井キャンパスへ配信が可能になっています。作成されたコンテンツをはじめ、AV制御・管理系のすべてのデータは仮想化されたサーバーで運営されます。 AV業界で初の試みにより従来比でサーバー台数が半減、省エネはもちろん省スペースの環境化を実現しました。将来的なクラウド化にも対応できるシステムを開発・構築しました。

人を感知するサイネージ

 東京千住キャンパスには合計で103台のサイネージ用液晶ディスプレイが設置されています。各階エスカレーターを上がった踊り場や、受付や食堂、学生ホールなど人が集まる場所には必ず設置してあります。

  • 学生ホール
    学生の憩いの場で情報発信キオスク端末も並んでいます
  • キオスク端末
    ゲスト用・学生用のメニューがあります

 特に学生が集まる場所には集中して情報を提示するため、5台ものディスプレイが連なって設置されています。ディスプレイをいたるところに設置することで、情報の伝え漏れを防ぐのです。電力の無駄をなくすため人感センサーを搭載し、ディスプレイの前に人がいない時間がしばらく続くと、電源が自動でOFFされます。
 災害時には地震感知機と連動し、テレビ放送を放映し、避難指示に従うよう喚起するメッセージに強制的に画面変更され、安全な避難を促します。

電子ペーパー
教室の入り口には必ず設置されています

 教室や会議室の入り口には、利用予定が表示された電子ペーパーが設置されています。電子ペーパーは、最近スーパーの電子値札としても知られるデバイスで、紙のように広視野角・高視認性が確保できるだけでなく、 データ更新の速度が速い上に、更新の際に多少の電力を必要としますが、表示には電力を要しません。他にも、縦型ディスプレイ・キオスク端末などに情報提示しています。 教学システムなど上位システムとの連携や、コンテンツ自動生成機能など、運用者の負担を減らす数々の機能が搭載されているシステムです。

 ご紹介したシステムはすべて統合管理されており、一つの連ったシステムとしてAV設備だけでなく、情報提示システムとの連携も図っています。

武藤 阿貴 2012年8月8日社内報掲載

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