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案件の最終責任者。

現場を完成へ導く

「施工管理」のしごと

 

施工管理 新卒入社
施工管理

業務内容:工事現場でのAV設備施工管理と、資材・人員の手配・管理

出身学部:システムデザイン工学部

入社年:2021年

仕事内容

営業、システムデザイン(SD)、設計の各部門が獲得・設計した案件を引き継ぎ、現場を最終的に完成させる役割を担います。具体的には、工程管理、材料手配、協力業者の手配を行い、現場への引き継ぎから完遂までの監督を務めます。納品後のお客様対応も含めた一連の流れを主導する、案件の最終責任者です。施工管理は、作業を行う協力業者にレールを敷いて導く監督業がメインですが、作業を理解するため、自ら作業を行えるよう日々勉強しています。協力業者との連携は、長年の取引に加え、上長の判断で新規開拓も行っています。現場経験豊富な先輩の仕事スタイルを学び、現在は自らお客様の窓口となり、機器構成など設計・SD部の領域まで決定した上で営業に見積もりを依頼する独自のスタイルを取っています。これにより、施工の立場から案件獲得に貢献するという役割も担っています。

一日の仕事の流れ

社内準備期間の日は、8時45分ごろに出社し、社内での準備(機材手配や協力業者への作業指示書作成など)を行います。場合によっては営業や設計とも確認が必要なため、打ち合わせの時間も設けます。18時までに退勤できるように心がけています。現場作業日は、現場が9時スタートすることが多いため、8時半ごろには現場に入り、入館申請などの準備を進めます。作業中は協力業者さんに気を遣いながら、午前・午後の休憩と昼休憩をこまめに挟み、16時半ごろに撤収開始できるように進めます。現場の場所によっては昼食の混雑を避け、11時半からなど休憩時間を前倒しで調整することもあります。現場終了後は、直帰となる場合もあります。

ESCへの入社を決めた理由

私は東京電機大学で音響系の研究室に所属し、子ども向けの聴力検査キットの開発をしていました。就職活動中、大学主催の仕事研究セミナーで映像システムと出会い、そこで会った社員の方のフランクさに大きな魅力を感じました。当時の私が抱いていた「社会人は堅い」というイメージを覆す、上司との距離感や気さくな雰囲気が自分に合っていると感じたことが入社の決め手となりました。
入社後、施工を希望しました。これは、実機を触って学びを得たかったこと、そして実機を触ることでお客様との会話や自分自身の活躍の機会が増えると考えたからです。また、入社してすぐに最終セクションである施工を理解していないと、前後の業務を把握できないことに気づき、施工を選んだことは正解だったと感じています。「人と喋るのが得意ではない」という自己認識から、裏方施工管理から始めて知識をつけ、徐々に人前で喋れるようになりたいという理想があったことも、施工を志望した大きな理由です。

ESCの社風

施工管理部は、組織力の高さが大きな特徴です。案件ごとに担当がアサインされるため、課を問わず日々協力体制を取り、担当変更時にはお客様への過去事例や注意点をスムーズに引き継ぐ必要があります。このため、横の繋がりが他の部署に比べて密接です。過去案件の情報は物件フォルダにまとめられ、円滑な引き継ぎに活用されています。部内では管理職が組織力向上の取り組みを積極的に行い、一人ひとりの状況を詳細に把握する先輩がいるなど、手厚いフォロー体制が築かれています。会社全体としては、役員からCS部まで同じフロアにいるため風通しが良いと感じています。若手社員でも役員と直接話す機会があり、自ら提案ができるなど、距離が近いのも特徴です。また、経営層の主導により、部署を超えて何をやっているかが「見える化」されるようになり、会社の動きが把握しやすくなったことも、良い変化として捉えています。なお、若手社員の能力向上と多角的な視点を養うための教育プログラムについて、当事者として参加した経験から、施工以外の業務について考える貴重な時間となり、非常に有益だったと感じています。

 

求職者の皆さんへのメッセージ

この仕事では、経験者はもちろん、新卒や未経験の方も、入社後にしっかりとしたフォロー体制(1年目、2年目といった段階を踏む)が整っているため、安心してステップアップできます。キャリア採用の方でも、その時点の能力に応じて早期に重要な仕事を受け持つなど、年齢や経験に関係なくステップアップが可能です。特に施工管理では、1年目から先頭で仕事をする機会が必ずあるため、早い成長が期待できます。時には若手のうちからお客様とやり取りするなど、重要な仕事にも挑戦できますが、その際には必ず上司や先輩が後ろで見ていて、失敗しても必ずフォローに入ってくれる体制が整っています。いわば「上手に失敗させてくれる体制」があるため、大切なのは新しいことを学ぶやる気と吸収力です。

※所属・役職は取材時点のものです。