多様な働き方に対応した新しい街と新オフィス
2018年3月にグランドオープンした⽇⽐⾕の新ランドマーク『東京ミッドタウン⽇⽐⾕ 日比谷三井タワー』。飲食店や映画館などの商業施設とビジネス連携拠点などから構成される地上35 階、地下4 階の大規模複合施設です。そして、2018年8月より旭化成株式会社の本社及びグループ会社が順次移転されました。映像システムは、移転に関わるAV設備のコンサルティングから導入までをAJS社監修の下、サポートさせて頂きました。
約10000坪、3000人規模にもなる大型移転プロジェクト。小中会議室から大会議室、役員会議室、受付エリアやカフェスペース、コネクトエリアまで、およそ200室の部屋に、ディスプレイやプロジェクタなどの設備を導入しています。大変規模が大きいプロジェクトの為、現地でのインストールがスムーズに進むよう、事前の検討・検証には非常に時間を掛けました。
会議設備はシンプルさと多様性
会議室エリアの各設備は、極力シンプルな機器構成としオペレーションの簡略化や物理的エラーに対するリスク低減を考慮。高頻度での設備利用にも対応できるシステム構築を目指しました。
基本的な映像音響装置以外に部屋の利用目的や規模によって、タッチパネル(無線)、SurfaceHUB、TV会議専用機、HDMI無線伝送機、デジタルサイネージなどが導入されています。また、ほとんどの会議室で、Skypeでの会議が行えるようになっています。
大会議室には、70インチ×8面のマルチディスプレイが導入されており、様々なパターンで映像を表示できます。また、パーティションを収納することで隣接する部屋と連結して、さらに大きな部屋として利用することができます。有事の際にBCP対策室としても利用できるように、複数の持込機器が接続できる拡張性のある設計となっています。
役員会議室は、Skype会議の他、TV会議専用機や会議マイク、同時通訳設備も常設されています。
体験型空間とデザイン設備
30階の受付エリアにある“Hillside Gallery”の中心には、特殊なマルチタッチ式のインタラクティブテーブルが置かれており、サイコロ状のアイコンをその画面上に置くと、その周辺に旭化成とアイコンにまつわる情報がポップアップされます。複数人で同時に操作することもでき、受付での待ち時間に、近未来的な体験ができます。
東京ミッドタウン日比谷には、日比谷公園の緑を感じながらリフレッシュできるスカイガーデンの他にフィットネス、仮眠室など健康的な働き方をサポートする施設も用意されています。都心の中に魅力的な街とオフィスがまたひとつ増えました。
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