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「AVシステム」という

無形の価値を売る、

ESCの営業職

営業 新卒入社
営業

業務内容:顧客の問題解決に向けたソリューション営業と、営業付帯業務

出身学部:情報環境学研究科 情報研究学専攻

入社年:2019年

仕事内容

私の主な仕事は、企業の会議室や大学の講義室、その他商業施設等に導入する映像・音響システムのソリューション提案です。案件に結びつく方法としては、以下の二つの柱で進めています。一つは、まだ取引のない企業へのアプローチする新規開拓です。社内の建築情報を基に、設計事務所や建築会社へ自ら電話をかけ、システムを紹介し、案件に携われる可能性を探り、市場へ切り込んでいく活動です。もう一つは、すでにお取引のあるお客様との信頼関係を活かし、移転やリニューアルの際に最適なシステムをご提案します。「新しいことを始めたい」というお客様からのご相談を受けることもあり、新築案件などでは、社内の設計・施工管理チームと密に連携して提案を行います。日々の業務では、見積もり作成などの実務も多く、細やかな対応力が求められます。

一日の仕事の流れ

私の営業の一日は、9時から17時という時間を一つの目安に、自身の裁量でスケジュールを組み立てています。主に社内からスタートすることが多いです。当社のオフィスはワンフロアであるため、設計や技術担当とすぐに会話ができるのが最大の強みです。特に10時から16時は、お客様との商談や社内メンバーとのコミュニケーションを中心に、リアルタイムでの連携で効率的に案件を進めます。私自身、この環境での効率の良さに加え、後輩指導やチームの環境づくりといった先輩としての役割も大切にしているため、出社を重視しています。そして、16時以降は見積もり作成などの個人作業に集中し、業務にメリハリをつけています。

ESCへの入社を決めた理由

大学院時代は音響の研究しており、音のシステムを自ら構築していました。この経験を活かすため、就職活動では「音響機器メーカー」か、あるいは「既存の機器を組み合わせ、システムとして価値を生み出す仕事」を志望しました。最終的にESCへの入社を決めた理由は、後者のAVインテグレーターという仕事が当時の研究内容とぴったりリンクしていたことです。既存製品の組み合わせで新しい価値を生み出す点に強く惹かれました。また、趣味の楽器演奏における機材の組み合わせが、仕事のシステム構築に通じるという実感もありました。学業の専門性と趣味の情熱の両方が活かせると確信したことが、最大の決め手です。実は、同級生が先にESCに入社していたことも、会社を知るきっかけになりました。

ESCの社風

社風としては、メリハリがしっかりしており、上層部から若手までカジュアルにコミュニケーションが取れる雰囲気が根付いています。仕事においては、社員皆、自身の仕事に対して熱意を持っており、各々が自分の部署や業務に強いこだわりを持って取り組んでいると感じます。その中でも営業部は特に賑やかで、コミュニケーションが非常に活発な部署です。業務で困ったときにはすぐに相談でき、助け合いが多い環境だと感じています。一人で悩む時間は少なく、周りの先輩や同僚が常に声をかけてくれるため、はじめは専門知識が少なくても、リアルタイムに学んで成長できる環境です。福利厚生は、現代のワークライフバランスに必要なものが揃っています。リモートワークやフレックス制度が導入されており、体調や個人の事情に応じて柔軟に働くことが可能です。社員の私生活や健康を思いやれる、インクルーシブな社風が、長く働き続ける上での安心感につながっています。

求職者の皆さんへのメッセージ

「専門知識が必要では?」と思われがちですが、当社の営業職は一般的な営業職とあまり変わりません。業界知識や技術は入社後いくらでも学べますし、その専門知識は私生活にも活きるため、仕事が楽しくなり視野が広がります。当社がメーカーではないからこそ、多様なメーカーと関わり、業界全体に広いネットワークを築ける面白さがあります。会社も展示会などへの参加を積極的にバックアップしてくれます。この仕事で最も大切なのは、新しいことを学び、活かそうとする主体性とアグレッシブさです。お客様に響く提案をするための勉強は、きっと楽しい発見に満ちていますよ。

 

※所属・役職は取材時点のものです。