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映像と音響を

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「CISS」開発の技術

情報・制御 キャリア入社
情報・制御

業務内容:制御システムの開発、検証・評価、及びAV・ICT設備への設計・構築・導入支援

出身学部:融合科学研究科情報科学専攻

入社年:2021年年

仕事内容

私のメインミッションは、会社が手掛ける映像音響システムについての制御システムの構築です。具体的には、タッチパネル操作時に、プロジェクター、スクリーン、レコーダーといった複数の機器に対し、電源のオンオフや映像出力の切り替えなど、連携した指示を送るためのプログラムを作成しています。私個人の業務は、自社オリジナルの制御システム「CISS」の内部開発が中心です。これは、実際に物件に納めるプログラムの土台となる、基幹的なシステム開発を担う仕事です。状況に応じて、実際に物件で動作するプログラムの作成まで行うこともあります。現在「CISS」は、特定のベンダーに縛られない柔軟なシステム構築と、自社のオリジナル性を打ち出す目的からシェアを拡大しており、お客様からの要望や営業部門からの提案により、導入されるケースが増加しています。

一日の仕事の流れ

フレックス制度を活用し、9時半ごろに出社し19時ごろに帰宅するパターンが多いです。社内の基幹システム開発がメインのため、一日の大半は社内で過ごします。主な活動は、プログラムの仕様検討や実装といった開発作業です。また、設計担当者や「CISS」全体のデザインに関わるチームとの打ち合わせも頻繁に行われます。状況によって、実際に物件に納めるプログラムを作成することもあります。この期間は、社内で検証作業を行い、完成時には現場へ出向いて実際の動作確認・テストを行います。現場によっては、この作業が数日から2週間程度続くこともありますが、現場対応がない日は社内での開発作業に戻ります。リモートワークが多いメンバーもおりますが、私は「CISS」の開発を担っているため、出社する割合が多い方です。

ESCへの入社を決めた理由

前職でSEとして働いていた際、転職サイトのスカウトメールがESCを知るきっかけでした。個人的に音楽や音響機材を趣味として好きだったため、その制御システムを扱う会社という点に興味を持ちました。前職ではプロジェクトマネジメント寄りのキャリアを積んでいましたが、より技術者寄りの仕事にキャリアを寄せたいという希望もあり、この分野なら自身のスキルを活かせると感じました。面接では、部署の責任者や先輩社員とざっくばらんに話すことができ、「この人と一緒に働けるか」という点で相性の良さが入社の決め手となりました。趣味の分野であり、これまでの経験をさらに深掘りできる環境、そして一緒に働く仲間との価値観が合うことが大きな決め手です。

ESCの社風

ESCは社員が人間味にあふれ、職人気質で仕事に熱い人が多い会社だと感じています。社員一人ひとりが自分の仕事を「自分ごと」として捉え、責任感を持って主体的に取り組み、お互いを積極的にフォローしています。前職の経験と比較しても、社員同士が信頼し合って仕事を進めていると感じます。また、システム開発を軸としつつ、映像音響という特定の分野を扱うことに共感して入社している人が多いため、仲間意識や親近感が強いのも特徴です。若手社員向けの教育プログラムについても、他部署の視点になって考えるという貴重な時間となり、非常に有益でした。

求職者の皆さんへのメッセージ

この仕事は、プログラムやシステム、ネットワークなど幅広くシステム開発に関わる知識が必要とされますが、その知識を学び活かせる仕事として、エンジニアとしてのキャリア形成において非常に面白い魅力があります。特に、映像音響が趣味として好きな方にとっては、個人的には触れる機会のない業務用機材を見たり、鳴らしたり、制御したりできることが大きな魅力です。ESCは人の良さを大切にする会社なので働きやすい環境です。制御システムは、世間一般に多く普及している仕組みではないため、少し調べただけでは解決策が見つからないこともあります。そのため、自発的に調べ、トライし、検証して仕組みを組み立てる力や、新しい技術・知識を言語化する力を持った方を求めています。経験者はもちろん、人の良さを大切にする当社で、ぜひ一緒に働きましょう!

 

※所属・役職は取材時点のものです。