工学院大学

進化するAVシステム
名づけてハイブリッドシステム

新宿キャンパス、八王子キャンパス合わせて34教室のAV改修工事を実施。
各教室ではAVシステムとタブレットを組み合わせた「ハイブリッドシステム」の他、システムやプロジェクタの使用状況などをモニタできる遠隔サポートシステムを採用。

教室全景

 工学院大学では2005年夏に新宿キャンパスと八王子キャンパス合わせて34教室のAV改修工事を行いました。

タブレット(写真左側)電子白板・操作説明画面・パソコンモニターの3役をこなします。
シートスイッチ(写真右側)

 今回の設備の目玉は、第一に34全教室に導入されたAVシステムとタブレットを組み合わせたその名も「ハイブリッドパネルシステム」です。卓に埋め込まれたタブレットがAVシステムの操作説明画面・PC/AVモニター・電子白板の三役をこなします。加えて、講義内容がボタンひとつでコンテンツ化できるソフトを搭載。操作はタブレットの横のシートスイッチで行います。シートスイッチは従来のAVシステムの操作性を継承し、カラフルで判りやすいデザインになっています。さらにタブレットの基本的な操作(録画・保存・ペン・消しゴム等)もシートスイッチに取り込みました。これによって、従来のAV操作パネルにタブレットを並べるのではなく、AVシステムを操作するのと同じ感覚でタブレット機能を操作することができるようになりました。また、タブレット自体がネットワーク機能を持っており、その機能を使って遠隔講義も行えるようになっています。

 第二は、事務室に居ながらにして各教室のAV設備の状況をモニタリングできる遠隔サポートシステムです。工学院大学では特に各教室のプロジェクターの使用状況を一覧でモニターに表示できるようになっており、ランプ切れの時期を予め予測することができます。また、各教室のシステム電源を一斉に立ち上げることも可能になっています。

杉原様
左から小島次長・星野さん・清水さん

 授業で使い始めて間もないですが、先生方は積極的にシステムを利用しているそうです。取扱説明をする前だったので、教務課でも質問が来ることを想定していたそうですが、予測に反して使い方が解らないという問い合わせはほとんど無かったそうです。

 遠隔講義については、まずは新宿と八王子間で補講や講習会等身近なところから始めて、徐々に方向性を決めていきたいと考えているそうです。また、コンテンツ作成についても、まずは先生方にタブレットに書き込むことに慣れていただくことが肝心。コンテンツを作成するのはその次の段階とのこと。とはいうものの、既にコンテンツ作成をはじめている先生方もいらっしゃるそうです。

 今回の改修は、事前にアンケートを実施して、教員の要望を十分に取り入れているということで、「必要な設備は整ったので、次は先生方が設備を使いこなしていただく番ですよ」というアピールにもなっているそうで、先生方への良い刺激となっているようです。

 今回インタビューに答えて下さった小島事務次長と教務課杉原様は計画の段階から深く関わってこられた方々です。と言うのも、この改修計画のお話しをいただいたのは一昨年の冬のこと。それから数度にわたる提案、また計画の1年延期など様々な苦労を乗り越えて今日に至りました。

 「本当に長かったですね…」
お二人と、そして営業担当清水さんのこの一言に様々な思いが詰まっているのを感じました。実際の工事に入ってからも苦労の連続で、担当の金子秀隆さん・松岡さんは徹夜での作業にあたりました。その際、施設ご担当の江川様には大変御世話になりました、と清水さん。

 また、小島次長より清水さんの印象を伺ったところ、営業スタイルがとても好印象だったとのこと。今回の仕事も映像システムになるべくしてなったということでしょうね、と有難いお言葉も戴き、その時清水さんの目が潤んでいたのが印象的でした。

染谷 直子 2005年11月2日社内報掲載

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